働くために生まれてきたのか?

 

人は何のために生まれてくるのだろうか?

 

今思うと、大学の頃までは夢と希望に満ち溢れていたと思う。

何も知らないから、毎日それなりにワクワクする世界だった。

 

大人になり、社会の一員となると世界の際限が見えてしまう。

ほとんどの人間は、「お金」のために生きていることが分かる。

そしてこう思う。世界ってこんなにつまらなかったか??

 

お金がほしいから、7日のうち5日も働く。

 ーー大切な時間を会社様に捧げていることに、なぜ疑問を持たないのか?

お金を増やすために、株やらマンションやらにお金や時間を投資する。

 ーー今ある幸せを我慢して、おっさんになった後の贅沢を妄想して楽しいか?

読書離れが進んでいるというのに、いらぬビジネス書やらが書店に陳腐する。

 ーーどれも同じような内容なのに、なぜ人が蔓延るのか?

仕事のために嫌いな飲み会やら、自己研磨やらに勤しむ。

 ーー別に自分がいなくとも、替わりはいくらでもいるだろうに。

 

知らないことすら知らなかった頃。

人間は案外、無知でいる方が幸せかも知れない。

 

私の年はまだ26だが、

これから、これまでの2、3倍の年月をお金のために生きなければならないのか? そう考えると絶望する。

 

生きることに意味はあるのか? お金以外のために生きられるのか?

幸せを手に入れるために生きるのか? 幸せって何だ?

 

幸せとは、結婚をして、子供を産んで、

みんなと同じ様に、生きるために最低限の賃金をやりくりして、

旅行へ行ったり、車を買ったりして、お金と寿命を浪費していくことなのか?

 

いや、全く「幸せ」感がないのだが……(笑)

みんなの生き方にまるで「共感」できない。

結婚? 車? こんなお金の浪費をますます加速させる仕組み、

一体誰が作ったんだよ、邪魔だ。

こんな生き方の「常識」が定着したことも、人間=労働者となった理由の一つだろうか。

 

なんかもう人生飽きてしまった。

だから古い「常識」や「お金」に従って生きることを、放棄してみる。

どんなにディスられまくる10年後になるか。ワクワクして生きるために