人間はこの世界に『支配』されるしかないのだ

神様は残酷だと思う。

人間に素晴らしいものだと称して欲望を植え込んだ。そのことに感謝していいのだろうか? 否。そんなの人間を無理やり生きさせるための支配でしかない。

例えば、

 

『愛』があるから、失いたくない大事なものができ、残された者のために死ねなくなる

『富』があるから、愛する誰かを幸せにするために労働をせざるを得なくなる

『労働』があるから、人間を悩ませ、不自由な人生を送ることになる

『快楽』があるから、それを満たすためにさらに上を追い求める

 

こんな欲望を持つから、この世界に支配されるのだ。

当たり前に深夜まで働いて、眠い眠いと早朝から労働へ向かう者。

平日の朝に蔓延るサラリーマンの群れ。

 

この世界のルールに浸かってしまった者は、

この世界で生きることしか選択肢がないのだ。

 

その点私には、愛するものも、働きたいと思う気持ちも、お金がほしいという欲求もない。

死にたいとも思わないが生きたいとも思わない。

つまらない人生ならいつでもドロップアウトできる第3の選択肢がある。

これが最大の自由だと思わないか?