コーヒーのないコーヒー店

どこもかしこも人がゴミのようだ。

 その縮図が《カフェ》だと考える。

 

 痛いニュース(ノ∀`) : スタバが満員で帰ろうとした女性 おじさんが一言「どいつもこいつも飲み終わってるだろ!ここはパソコン教室じゃない!」 - ライブドアブログ

 

お金に余裕ができ、ロボットの恩恵もあって自由な時間が増えた現代。

暇を抱え、行き場をなくした人間達が都会に押し寄せる。

 

カフェは常に満員。

カフェのガラスウィンドウの中に映るは、醜く密集し合い、スマホやら本やらMacやら各々の世界に没頭する人間達。

 

今のニーズは、《席 > コーヒー》なのだろう。

「味なんてどうだっていい! 空間に金を払ってやっているんだ」

だが、このままフリーランスやらオフィスなしの企業が増えていくと、コーヒー店の席は常にカンスト、回転率が悪化し売り上げダウン、閉店続出、行き場を失った人間は次のカフェへ移住する。

負のスパイラル。カフェはお洒落感を失い、コンビニ(便利)化してしまう……。

 

今こそ、コーヒーの無いコーヒー店をつくるべきではないか?

広い空間だけを売るビジネスが、コーヒー店と本当にコーヒーを堪能したい人を救うと思う

(2020オリンピックが終われば、腐るほど空き室が余るのではないか)

 

あるいは、《夢の中で本を読む仕組み》を創り出してくれ。

空間という概念がない世界で、狂うほど本を読み続けられたら、どれだけ幸せだろう。

夢から二度と目が覚めなくてもいいとさえ思える